軽貨物フリーランスドライバーにとってのインボイスとは

最近話題の「インボイス制度」におけるインボイスとは英語ではInvoiceと綴り、軽貨物ドライバーにとっては身近にある「送り状」のことです。荷物に貼ってある荷札というよりは明細書・請求書付きの送り状を意味するところから、今回の制度の名称に使われました。そしてインボイス制度を漢字で書くと「適格請求書保存方式」となり、この制度におけるインボイスとは「適格請求書」（必要事項がちゃんと書いてある請求書）のことになります。現在の消費税が10%と8%の2パターンある為それをきちんと表示させるための制度です。しかし軽貨物フリーランスドライバーにとって肝心なことは、この「適格請求書」の必要事項の中の１つに「インボイス登録番号」があり、登録番号を取るには「消費税の課税事業者」にならなければならないのです。

そして「適格請求書」が発行できない事業者と取引をする場合は、免税事業者の支払うべき消費税を発注した課税事業者が支払わなければならなくなるのです。